●クリス・ボイド　ヘッドコーチ
「ニュージーランドのチームとして初めて、日本でスーパーラグビーの試合をすることができて、非常に光栄に思います。今日の試合もエンジョイすることができました。試合については、よいスタートを切れてうれしく思っています。ただ最後の15分間は我々にとっては残念な内容でした。この時間帯はサンウルブズの勝利だったと思います。
我々は11月頃から準備を進めてきたチームですが、サンウルブズは国内シーズンを終えて短い準備期間だったと聞いています。その点では、２チームはイーブンではなかったと言えるかもしれません。準備期間が長いこともあるし、チームとして我々はすでに落ち着いています。キーとなる選手も昨年から変化はありませんでしたし、彼らは選手としても人間としてもすばらしいので、そのことも大きいと思います。しかし、サンウルブズはまだスーパーラグビー参戦２シーズン目のチームです。日本のファンの皆さんには、サンウルブズを長い目で見守ってほしいと思います」

●ティージェイ・ペレナラ選手
「シーズンを始めるにあたって、必要なゲームだったかなと思います。サンウルブズも非常に激しく戦ってきたので、我々もそこに対応していくためにフィジカルも求められたしスピードも求められました。最初の15分はよい内容で戦えたが、徐々にサンウルブズに巻き返されて、最後の15～20分は彼らの試合になりました。その点から我々にも学ぶ点があったので、今後の戦いに生かしていきたいと思います。
サンウルブスの印象はボールをよく回してくるということで、そういうチームとシーズンの初戦をやれたことはプラスになりました。フリーフローなラグビーをするチームとの試合は自然と激しさやフィジカルも上がっていきますし、今日の対戦は今後を見据えてよいことだったと思います」