試合後選手コメント

● 流大選手(記者会見より)



「こうして勝って皆さんの前で報告できることを、すごくうれしく思います。これも、ファンの方をはじめチームが苦しいときも応援し続けてくれたおかげで、今日僕らが勝つことができました。サンウルブズに関わってくれたすべての人に感謝したいと思います。

ゲームに関しては最初から主導権を握り、ポイントでのプレッシャーをかけつづけようと思っていました。ヘイデン・パーカーという優秀なキッカーがいたので、狙えるところではしっかり狙って得点を積み重ねていくことで、レッズにもかなりプレッシャーがかかったのではないかと思います。

今までのサンウルブズのゲームでは、途中がよくても最後に離されたりトライを獲られてしまったりして勝利に結びつかなかったんですが、今日はトライは獲られたものの要所要所ではしっかりチームでコネクトして、次にやるべきことを明確にしながらゲームを進めることができました。自分たちのゲームプランをしっかり遂行できたことで、今日の勝利に結びついたと思います。

(Q:60分すぎくらいかなは、ボーナスポイントのためにトライを狙っていってもよかったのでは?)

最後までしっかりトライを狙いに行っていましたし、レッズは勢いにのったらどこからでもトライを獲れるチーム。最後に80分を終わって勝っていることを、サンウルブズは今までそこが難しかったので、しっかりと確実に得点を重ねるということを意識しながらやっていました。

(Q:今日の修正点と次節に向けて)

1つはヘッドコーチも言っていたが、試合中のふわっとしてしまうような瞬間(ソフトモーメント)があるというところ、そこは選手間でコミュニケーションをとって、勝った試合でも目を向けないといけないところは必ずあるので、厳しい目を向けてしっかり改善していく。あとは、モールでトライを獲られたところも、ペナルティから獲られてしまっています。オフサイドとハイタックルだったんですけど、あのペナルティも防げると思う。

今日の勝利の価値を上げるためにも、次の試合がすごく大事になってくるし、よい準備をして、今日の勝利の自信と目を向けるべきところにしっかり目を向けて、レベルアップして来シーズンを迎えたいと思います。

(Q:今日の勝利は、今後の日本代表にも繋がると思うが?)

日本代表メンバーで今日出ていないメンバーもいるので、しっかりコネクトしていきたいと思います。

ただ、まだサンウルブズで次はホームの香港戦がありますので、そこにしっかり集中することが大事だと思っています。それが終われば、日本代表としての活動が始まるので、しっかりコネクトしながらチームを作り上げていけたらと思います」


● 浅原拓真選手



「やっと勝てた。うれしいです。

今日は前半から相手の反則が多く、助かった部分もある。前半20~30分くらいで、こちらがボールをも持ち続けたらいい形になるという指示もあって、ボールをキープしようというところを意識しました。直前のニュージーランド遠征でもチームによい雰囲気があったし、勝てなかったけれども2試合とも内容がよかったし、チームとして前向きになれた。そういうことも今日の勝利に結びついていると思います」

● 福岡堅樹選手


「勝ったから今日が特別ということではなく、これまで積み上げてきたものがあっての勝利だったと思う。ここまで積み上げてきたチームとしてのコミュニケーション、そこに6月からに向けてメンバーも少し変わって、さらにしっかりやろうという部分があった。

(Q:バックスリーは特に競争が激しくなっているが?)

そうですね、選手それぞれに持ち味があるし、自分が出たときには持ち味を出したいと思っています。今日は逆サイドがたくさんトライで活躍してくれたので、僕はボールゲインの部分やしっかり体を張ってやるところで自分らしさを…(笑)。ディフェンスでは、しっかりサポートして1人ずつにならないようにすること、内側の選手からの声を信頼して簡単に攻めに出ないで、出るタイミングを強く意識しました」


● 田中史朗選手

「ありがとうございました。思った以上に相手が単調で、インパクトのある選手も3番(T. トゥポウ)の選手くらいだったかな、と思います。自分が出た時間帯はもう勝利はほぼ見えていたけど、そこで流れを切ってしまわないように、しっかりと集中して周りの選手たちを盛り上げていこうと思っていました。

もともと、サンウルブズにはトニー・ブラウンコーチやジェイミー・ジョセフヘッドコーチのコーチングもあって力はあったと思うけど、ミスや気を抜いたところで勝てずにいたと思う。今日は最後まで気を抜かずにできたし、ミスもほとんどなかったと思います。これまでミーティングなどで話し合ってきたことが、ここにきて実ったなという感じ。今日はお互いのプレーの特徴もわかった上でのプレーも出ていて、コミュニケーションが深まってきたと感じました。

スーパーラグビーで勝つというのはとても大変なこと。それがみんなにも伝わったと思うし、世界レベルの中で勝利したということが自信にもなったと思う。でも、今回だけではただのラッキーになってしまうから、次節も勝って、世界にサンウルブズには力があることを認めてもらうことが大事」



● 姫野和樹選手


「試合前に言われたことは、『国内最終戦だけれども、まずは自分たちにフォーカスして…』ということ。ニュージーランドの試合では80分やりきれなかったところがあるので、今日はしっかり80分やること、ということでした。

個人的には、今日は暑くてすごくバテました。相手も同じだったと思いますけど。寒い日が続いていたので、急に暑い中での試合になったんでバテましたけど、でも80分やりきれたと思います。

(Q:すごく調子がよかったように見えたが?)

最近すごくよくて、ニュージーランドでもコンディションがよかったし、よい準備をしているからだと思います。

(Q:2つめのトライで、開いてポジションを取ったのは自分の判断か?)

そうです。外にチャンスがあったので、広くポジションを取りました。その瞬間ごとに判断ができるようになったのも、No.8をやってきて自分が成長している部分でもあるかなと思います。

(その後、相手の13番がすごくプレッシャーに来ていましたが?)

全然気づいてなかったです。でも周りの選手がみんな『ひめのー!!』ってすごく言うから『なにか来るのかな?』と思って、ちょっとだけ身構えました。当たりはすごかったです。ボールはしっかり持ってましたけど、自分ではどうなっていたのかわかんないです。あとでビデオ見ます(笑)。

今日の勝利は、すごく自信に繋がると思います。ニュージーランド遠征からずっと上り調子で、ここで勝って、次の試合も期待できると思います。僕自身も、めちゃくちゃうれしいです。これまで、これほど負け続けるという経験をしたことがなかったので、どうしていいかわかんなくなりました。『もっと俺、がんばんなきゃ』ってずっと思ってました。試合に出る責任もあるし…。負けている中でのメンタルというところでは、今後に向けてはいい経験だったと思います。過去にとらわれてばかりでもいけないし、先のことを考えて『勝てるのかな』とかそんな不安に思っていても仕方ない。今だけのことに集中して、僕は僕の仕事を全うする、次の試合に100%で挑む、そのことを意識していました。でも、みんながそうやっていても勝てない…なんでかなと思いました。ただ、チームとしては一体感がありましたし、そこで積み上げてきたものが今、出てきたんだと思います」


● 堀江翔太選手

「ヒゲ、剃りました(笑)
相手のスクラムは強かったです。外に回すような感じがあったけど、そこはバズ(浅原選手)がしっかり頑張ってくれてたんで、助かりました。セットプレーの安定は、FWとしては意識していたところでもあるし、今日はよくできたとも思うけど、でもまだまだ成長しないといけないところもあると思う。ここまでやってきたことを一貫性を持ってやっていくとか、スクラムもラインアウト、アタック、ディフェンスすべてに関して、一貫性を持って努力することだと思います。

(Q:ヘッドコーチが会見で『ソフトモーメントがある』と言っていたが?)

あー、そうですね。そういうところもですね。80分間できるように、しっかりやっていかないといけないですね。

(Q:今日のディフェンスは、しっかりラインとして安定していたが?)

しっかり顔を上げて前向いて、枚数が合うように。外からのコールで、自分は前に出るのか残るのか、その判断もしっかりするように。なので、相手に余られるシーンもあまりなかったかと思います。ボールに対して2人で入るということも意識しました。自分たちのほうが体も小さいし、そこは常に行かなあかんなと思っています。

(Q:初勝利は、ゲームプランどおり?)

と、思いますよ。球際のコントロールもよかったし。細かいところもよくなってきていると思います。自信にはなると思います。ただ、シーズンはまだ続いているので、次に向けて1つ1つまた集中していかないといけないと思います」

©JSRA photo by H.Nagaoka

前の記事へ ニュース一覧へ 次の記事へ