バケーションの旅先としては日本ではあまり人気とは言いづらいのが南アフリカ。そのため、よほどのことがないと訪れる機会がないのではないだろうか。

南アフリカの「危険」というイメージも、南アフリカを旅行先に選ぶことへの障害になっているのでは？と思う。
南アフリカはそれだけではないということを、今朝更新した『世界のスタジアム　ー エミレーツ・エアラインパーク』と合わせて、ラグビーチームの目線を通して紹介できればと思う。
そしてぜひ南アフリカへ旅行先に選んでいただき、あわよくば、旅行のついでに南アフリカで戦うサンウルブズを応援しに来てくれれば。



サンウルブズが滞在していた3月の南アフリカの気候はとても過ごしやすく、日本から離れちょっと暖かい環境で息抜きをするのに向いている。サンウルブズが1週間を過ごしたとしダーバンはインド洋に面した都市。
日本はまだ寒い日がある3月にもここでは快適な暖かい天候を楽しむことができる。

ただ、日差しはとても強いので、日焼けには注意しなくてはならないことを忘れずに。事実、サンウルブズの南アフリカでのトレーニング初日には誰も日焼け止めを使わなかったため、結果多くの人が日に焼けに苦しむ 経験をした。その後のトレーニングでは開始前に皆が日焼け止めを塗る姿が定番の光景になったほど。



この天候と相性がいいのがビーチだ。ダーバン周辺には多くのビーチがありいつでもビーチでリラックスすることが可能だ。サンウルブズが滞在していたホテルの側にもビーチがあり、選手は時間があるときはビーチでの時間を楽しんでいた。サンウルブズの選手ヴィンピー・ファンデルヴァルトは少年時代によくダーバンに訪れてビーチで楽しんだと話してくれた。

ダーバン近海にはサメが多く生息していて、 沖に行きサメと一緒に泳ぐことができるシャークダイビングなどのアクティビティーも盛んだ。




南アフリカの名物といえば肉。どこに行っても質の高い肉料理を楽しむことができる。その中でもステーキは是非ともおすすめしたい一品。１kgのTボーンステーキなど、日本ではなかなか体験できないボリュームの肉を食することができる。他にもヒレ、サーロインなど、好みの肉を選ぶことが可能。南アフリカではステーキにはソースをつけて食べるのが普通の模様。各レストランには様々な種類が用意されている。違うソースでもステーキを何度でも食べに来たくなるほどの美味しさだ。

南アフリカの他の楽しみにはカジノもある。日本では体験できない様々なゲームで非日常感を味わえる。

非日常感を体験するという意味では南アフリカでの認知が高いスーパーラグビーの試合を見にスタジアムに行くこともおすすめ。南アフリカには全部で４チームのスーパーラグビー所属チームがある。ヨハネスブルグを本拠地にするライオンズ、ダーバンを本拠地にするシャークス、プレトリア拠点のブルズ、そしてケープタウンに拠点を持つストーマーズ。毎年数試合サンウルブズの試合も南アフリカで行われている。今年サンウルブズはシャークスとライオンズと試合を行った。
 
南アフリカの大自然を通して、日頃の疲れから息抜きをし、最後にスーパーラグビーの熱狂を体験してバケーションを締める、そんな普通とは違うちょっと変わった体験をして見てはいかがでしょうか？