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世界のスタジアム ー エミレーツ・エアラインパーク

コラム3/30(金) 10:32
今週のサンウルブズはByeWeek。
4月7日のワラターズ戦に向けて各自、身体を休めている。
南アフリカ遠征を"スタジアム"という視点から振り返ってみようと思う。

スーパーラグビー2018年シーズンのサンウルブズの第4戦目が行われたエミレーツエアラインパーク。
南アフリカのヨハネスブルグを拠点とするライオンズのホームスタジアム。



ヨハネスブルグは高地に位置するため、スタジアムのある場所の標高が約1700mもある準高地に属しており、ラグビーをするのには過酷な環境。身体的な負担、ボールがよく飛ぶなどプレーにも影響を強く与える。選手にとっては普段よりも準備に注意が必要なスタジアムだ。

このスタジアムはエリスパークとしても知られているスタジアムであり、1928年に会場された歴史の深いもの。
スタジアム内には実に6万以上の観客席があり、足を踏み入れた瞬間にその壮大な規模と外観に目を奪われる。

中には、エリスパークミュージアムがあり、スタジアムの長い歴史を紹介している。南アフリカが自国開催のラグビーW杯で優勝を達成した時、当時の大統領ネルソン・ マンデラと南アフリカ代表スプリングボクスキャプテン、 フランソワ・ ピナールの有名なトロフィー授与の一場面の写真もある。




メインエントランス横にはライオンズの公式グッズが販売されている売店があり、 多くのファンがそこでライオンズのグッズを購入していた。観客席に目を移すと、ライオンズのジャージを着たファンばかり。

メインゲートから入って最初に通るスタジアム内のガラス製のドア にはライオンのエンブレムがプリントしてある。 訪問者にこのスタジアムがライオンズのホームスタジアムということを知らしめている。 アウェイチームのサンウルブズ一員として敵地にいると実感させられた。

赤がチームカラーのライオンズのホームスタジアムということで、スタジアム内の色のテーマは赤で統一されている。チェンジングルームからピッチへ入っていくまでの廊下とトンネル 、観客席の色、トイレのドアなどなど、 いたるところが赤く塗られている。




スタジアム近くにはヨハネスブルグのランドマーク的な存在のヴォーダコムタワー(ポンテタワー)がある。 このタワーはスタジアム内からも見ることができる。歴史あるスタジアムには毎試合数千人以上が訪れ週末のひと時を楽しんでいる。


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