● ヴィリー・ブリッツ選手

「メンバーが替わったから、こういう結果になってしまったというふうには思っていない。メンバーが替わっても、それぞれ実力を出してくれたと思っている。しかし、少し緩んでしまった場面があって、そこでトライを３～４本取られてしまい、追いかける立場になってしまうと苦しい展開になるということ。こちらが仕掛けるときにもミスが起こって、自分たちのプレーがなかなかできなかった。追いかける試合というのは難しい」

● 田村優選手

「全体でもっとよいコミュニケーションをとらないと、個々では勝てないということだと思う。もっとチームとして、15人でやらないといけない。もっと自信持って、みんなで行こうぜ！と…。
今日の試合でも、ゴール前のミスなどでトライを３つ逃しているわけで、それだけであと２１得点の可能性があったということだし、もっとよくなるチームだと思っている。前半は言われた通りのキックを蹴るプランで行って、ハーフタイムにコーチ陣と話をしたわけだけど、前半のうちに自分たちで判断してプランを変えていくようなことができたらよかったのかもしれない」

● 姫野和樹選手

「チームとして、自分たちのプレーができなかった。その要因はいろいろとあるけれど、やはり南アフリカ遠征から戻ってきてからの準備期間が短いということもあったと思う。南アフリカ遠征でやってきたことをチームにフィードバックして、今週に向けての準備も必要で…。

チーフスはアンストラクチャーな展開が得意ということはわかっていたので、相手に２つ以上のパスを繋がせないようにDFをしたかったが、こちらが外とのコミュニケーションが取れていないところもあった。アタックでもDFでも相手のハイプレッシャーの前にミスが出て、自分たちのプレーができなかった。

あとは、やはりラインアウトでの獲得率を上げないといけない。身長差があるのはもう仕方ないことで、スピードなどを生かして、まずはボールを獲得しないとはじまらない。

ニュージーランドのチームとやってみて、オフザボールでも、ボールの動かし方でもうまいなと…。FWもキャリーするだけでなくパスもできて多彩だと思う。南アフリカはとにかくフィジカルが強かったけれど、その違いは感じた。」

● 田中史朗選手

「相手のDFが強かったというのはあるけれど、キックがうまく使えなかったのは個人としてプレッシャーに負けたということ。
5試合を終えて、これからの課題は…。今日の試合で言えば、まだ個人でプレーしているところがあると思うし、もっとチームにならないといけないということかもしれない。ほかにも課題はたくさんあるが、よいアタックができればトライを取れる力はあるし、相手と十分にやっていけるとは思っている。」