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スーパーラグビー2017 南アフリカグループ ラウンド15
ライオンズ vs. ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ
試合終了後コメントのお知らせ

チーム7/2(日) 10:01
一般社団法人ジャパンエスアール(東京都港区、会長:上野裕一)は、7月1日(土)現地時間17:15より南アフリカにて開催いたしました、「スーパーラグビー2017 南アフリカグループ ラウンド15 ライオンズ vs. ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズ」試合終了後、フィロ・ティアティア ヘッドコーチおよび選手のコメントをお知らせいたします。

フィロ・ティアティアヘッドコーチ
今夜、ライオンズのプレーはすばらしかったです。フランスとのテストマッチに出場した選手たちはさらに自信をつけているようですし、本当にすばらしいチームになっていると思います。
それに比べて、今夜の我々のパフォーマンスは残念なものでした。タックルはミスが多く、スクラムは強固ではなく、ラインアウトではライオンズにプレッシャーをかけられてしまい、セットプレーも良くありませんでした。いつものスタンダードとは違うプレーをしてしまい、いいパフォーマンスができませんでした。それが現実です。我々は十分に戦えるだけのたくさんのスコッドを抱えているのですから、1カ月間ブレイクがあったことは言い訳にはなりません。
昨シーズン、サンウルブズは南アフリカでのチーターズ戦で今日と同じようなパフォーマンスをしました。その後、コーチ陣も選手たちも現実に向き合って、どうしたらパフォーマンスを向上させることができるか、真剣に考えました。ポジティブにとにかく成長することだけを考える、そうすれば、(チーターズに大敗した1週間後にジャガーズを倒したような)次の試合で今日とは全く異なるパフォーマンスを見せることが可能だと思います。

ヴィリー・ブリッツ選手 ※ゲームキャプテン
ライオンズは驚くようなラグビーを披露しました。素直に賞賛しなければいけません。その一方で我々は、最初のタックルが十分ではなく、その結果ディフェンスラインをキープすることができなくなり、ストラクチャーを崩してしまいました。アタックでもなかなかボールをキープできませんでした。ボールさえキープできれば、いいアタックができたと思います。
今夜、我々もいいトライも取れましたし、すばらしいアタッキングラグビーを見せられた部分はありますが、タックルができなければラグビーの試合で勝つことは不可能です。次の試合に向けても、まずはタックルを決めることに尽きると思います。
大敗はしましたが、サンウルブズのジャージーを着てエリスパークでプレーできたことを誇りに思います。サム・ワイクスが前半で負傷退場してしまったことは残念でしたが、誰もが目標とするような100キャップを達成したことは、偉業としか言いようがないです。チームメイトみんなで祝福したいです。

金 正奎選手
すごくタフな試合でした。実力の差を見せつけられ、率直に悔しいです。80 分間の中で戦えるシーンはたくさんありましたが、自分たちのミスで、簡単にトライを取られてしまいました。アタックでも1フェイズ目でミスをしてしまったり、普段しないようなプレーをしてしまいました。実力差の問題よりも、まずそこを改善する必要があると感じました。相手のプレッシャーが強かったこともありますし、どこか弱気なプレーがあったからこそ、ミスも多くなったと思います。ツアーに来ている全員が「勝ちたい、絶対に勝つ」と強い気持ちで、同じ絵を見ることが重要になってくると思います。
個人的なプレーに関しては、タックルという面では低く当たることができましたし、良かった部分もありましたが、もっと周りとリンクできれば、より一層いいプレーになると思います。

後藤 輝也選手
今夜は自分たちが準備してきたことを発揮することができませんでした。チームから与えられていた自分の役割をやり遂げることができなかったですし、判断ミスもありました。セットプレーを少なくするというプランの中で、自分がタッチに出されてしまい、もっと継続を繋げられていたはずでした。自分のよくなかったところもわかりましたし、この経験をしっかりと今後に生かしていきたいです。

山中 亮平選手
前半、自分たちのプランを遂行することができませんでした。ディフェンスで1対1になるシチュエーションが多かったです。2人でディフェンスに行きたいところで、コネクトの部分で相手にゲインされ、そこから崩れてしまいました。ここまで様々なチームと対戦してきましたが、ライオンズはボールもうまく回してきますし、本当に強かったです。
(ストーマーズ戦に向けては)まずはプランをしっかり遂行すること。そして、ディフェンスで、2人で行くところはしっかり2人で行って、1対1でも負けないように戦うことが大事になってくると思います。

松田 力也選手
憧れのスーパーラグビーの舞台でプレーができたことはうれしかったです。しかし、ゲーム内容に関しては満足いくものではありませんでした。いい経験にはなりましたが、苦い経験でもあります。
アタックを継続して、スピードあるラグビーをするために、自分でリードしようと思い試合に入りました。継続することができれば、トライにも繋がりましたし、チャンスももっと作ることができたと思います。タックルの部分でもっと相手の勢いをしっかり止める。アタックでは継続。シンプルにそこの部分が課題です。メンタル面ではコントロールすることができ、落ち着いてプレーができました。この経験を今後に繋げていきたいです。
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