2016シーズン全試合が終了。ご声援ありがとうございました。
いつもヒト・コミュニケーションズ サンウルブズを応援していただきまして誠にありがとうございます。
Round17 SHARKS戦をもって、SUPER RUGBY 2016シーズンの全日程が終了しました。日本ラグビーの新たな挑戦として世界最高峰リーグに挑みましたが、1勝1分13敗とファンの皆様と喜びを分かち合うには満足できない結果ではございました。しかし、レベルの高いリーグの中において、長距離の遠征や激しい気温差など環境面でもタフな状況の中、ファンの皆様の声援が選手を奮い立たせ、最後まであきらめない気持ちをもって試合の臨むことが出来ました。
来シーズンでは、もっと進化したサンウルブズをお見せできるよう、選手、スタッフ一丸となって準備をし今シーズンの成績を上回れるように高い志をもって挑みます。
最終戦後、ハメットHC、選手達から皆さんへメッセージが届きました。
コメント
マーク・ハメット ヘッドコーチ
©JSRA photo by H.Nagaoka
「前半出会い頭で簡単に与えてしまったいくつかのトライのために、確かに勝利を逃す結果となってしまいましたが、落ち着いてからは素晴らしい試合運びだったと思います。私たちらしい、サンウルブズスタイルの攻撃で、4つの素晴らしいトライを奪いました。特にシーズンの3分の2で苦戦していたラインアウトからのトライは、私たちにとって、非常に喜ばしいものだったと思います。チームの攻撃は、非常に良かったと思います。シャークスはとても攻撃的にプレッシャーをかけてきましたが、私たちは恐れず勇敢に攻撃し続け、それがうまく機能した時には、素早くボールを動かし、4つの素晴らしいトライに結び付けることができたのではないかと思います。
12番で戦ったミフィが、最も印象に残った選手でした。彼はもともとセンターでしたが、サンウルブズではチームのために慣れないウイングを引き受けてくれていました。今日は彼本来のポジションで何度もラインブレイクし、2つのトライを奪い、素晴らしい結果を残したと思います。」
田村優選手(ゲームキャプテン)
©JSRA photo by H.Nagaoka- 「ここ2試合トライを取れなかったが(この試合で)トライを取れたことは嬉しい。しかし、結果がついてこなかったことが悔しい。後半は相手が疲れているのが分かった。疲れているのでフィジカルも強くなかった。しかしこちらが後半もたついてしまった。経験の差が出た。サポートして頂いたスポンサーの皆さん、チームスタッフ、そして仲間達にはありがとうの言葉しかない。この短期間でこの家族のようなチームになれるとは思っていなかった。本当に良いチームだったと思う。シーズンが終わるのは寂しいです。課題は見えた。レベルの高い試合をこのメンバーでできてよかったと思う。」
稲垣啓太選手
- 「今日の試合は前半の入り方が悪かった事と、フォワードが相手のピックアンドゴーを止めきれずに失点が重なってしまった。しかし、よかった部分もありました。スクラムが80分間安定していましたし、自分達の用意したスペシャルサインでトライを取ることもできた。ここ最近はあまりトライを取れていなかったので、トライを多く取れたのは、最後の最後で自信になりました。今シーズン、負けが続くとチームの士気が下がっていくと感じていたが、そういう中でも選手個人がやるべきことを明確にしていく事で、チームとしての核が出来上がったと思う。」
大野均選手
©JSRA photo by H.Nagaoka- 「今日の試合は、前半の最初、フォワードのフィジカルでやられてしまったが、試合を通してディフェンスは機能していましたし、勝てるポジションまで行ったが勝ちを逃したという感想。最終戦という事もあり全員気合も入っていたし、本当に悔しい。シーズンを通していうと、SR初参戦ということで、0(ゼロ)からチーム全員一丸となって、サンウルブズをより良いチームにしようという思いで15試合戦い抜いた。結果は上手く伴わなかったかもしれないが、ぜひ来シーズンも参加したいと思う。」
エドワード・カーク選手
©JSRA photo by H.Nagaoka- 「今日はとてもタフな試合でした。とてもきつい戦いでしたが、最後まで誇りを持って戦えました。今シーズンは、これまで体験してきた中で一番楽しめたシーズンでした。素晴らしいシーズンでした。サンウルブズのファンの皆さん、家族を含めたチームに関わる全ての人たちにありがとうと言いたい。サンウルブズは来年、更に素晴らしいチームになるでしょう。ぜひ応援してください。」
リアン・フィルヨーン選手
©JSRA photo by H.Nagaoka- 「全員で80分間戦い続け、ガッツを見せることができました。シーズンの締めくくりとして、素晴らしい試合ができたと思います。シーズンを通してチームを支えてくださったサポーターの皆さん、感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんの支えがなければここまで戦えなかったでしょう。ありがとうございました。」
デレック・カーペンター選手
©JSRA photo by H.Nagaoka- 「今日の試合はまさに激闘で、勝利をもぎ取ることはできませんでしたが、チーム一丸となって80分間戦い続けたことを誇りに思います。 また、1年間皆と同じチームで戦えたことも誇りに思います。来年また帰ってきて、次こそはもっと多くの試合で、皆さんに勝利を届けたいと思います。頑張ります。」
リアキ・モリ選手
©JSRA photo by H.Nagaoka- 「皆で一丸となって全力を尽くすことのできた、素晴らしいシーズンでした。シーズン全体を通して、既存のスーパーラグビーチームとも十分戦えることを証明できたのではないでしょうか。特に今夜は、サンウルブズのジャージにかける、私たちのハートと魂を見せることができ、このチームの一員であること、サンウルブズの一人であることを、とても誇りに思える試合だったと思います。」
児玉健太郎選手
「南アフリカ遠征から追加招集してもらって、チームの最後の試合で最初のデビューを飾れたのは、良かったと思います。できればトライを取りたかった。惜しいシーンもありましたが、次に繋げていきたいと思います。」
垣永真之介選手
「今日はフィジカルの部分で差を感じた。そこは今後の課題にしていきたいと思う。今シーズン、本当に絶対にできないような経験をさせてもらった。今後の財産になると思います。」
茂野海人選手
「今日のゲームは、結果的には負けてしまったが、全員最後まで諦めずいいプレーができたと思う。今後に繋げて、また皆で来年集まってプレーできたらと思います。」
安藤泰洋選手
「今日は相手のフィジカルが強く、自分の足りないところが痛感できた。スーパーラグビーでプレーできて、すごく刺激的なシーズンだった。」
三上正貴選手
「今日の試合は個人的にはスクラムは通用したと思う。今シーズンはスクラムでレベルアップできたと思うので、来シーズンはもっとチャレンジしていきたい。」
山下一選手
「今日は自分のミスもあったが、次に繋がる結果かなと思うので、トップリーグに戻ってしっかり頑張りたいと思う。このシーズン、最後にチャンスは来ましたが、最初から試合に出られなかったのは自分の力不足だったと思う。これもしっかりトップリーグに持ち帰って、頑張りたいと思います。」
矢富勇毅選手
「結果は凄く残念だったが、自分達がやろうとした事も出せたし、来年に繋がる試合が出来たのではないかと思う。サンウルブズは本当に楽しいチームで、幸せな時間を過ごさせてもらいました。このチームの雰囲気が来年に繋がり、また全ての人たちにスーパーラグビーの楽しさが伝わっていけば、初代のメンバーたちも幸せだと思います。そうあることを願っています。」